« 里美さんから皆さんへ | トップページ | 里美さんの裁判を支える会の会員になってください »

11月4日の初公判の報告

先に里美さんの御礼の言葉を載せましたが、今日の報告をしておきたいと思います。

まず署名の提出をしました。第一回の2172人に加え、集約日以降に届いた722人分を提出しました。101141

合計で2894人分です。受け取りをもらいました。101142

その後初公判でした。傍聴の方々は50人を越え、30席あまりの傍聴席では足りませんでした。JR側は傍聴動員をかけておりその分もあるので、半分くらいの方は外で待っていただきました。次々回からは大法廷が使えるかもしれません。御不便をかけますが、入りきれない傍聴者がいることは裁判官には伝わりますので、これに懲りずに次回からもぜひ傍聴にいらっしてください。

里美さん側は3人の弁護団ですが、JRも多くの弁護団を組んでいます。JRがこの件をいかに重視しているか、逆に言えばこの件がいかに重要な裁判かを示すものと思います。

裁判は結論から言うと、次回以降も継続します。一回こっきりということはさせませんでした。署名と傍聴の力です。多くの署名を寄せていただきありがとうございます。それが力になりました。これからもよろしくお願いします。

裁判長は50代の男性で、向かって右側に比較的若い女性の裁判官が座っています。左側は男性です。裁判長から求釈明ということで、日ごろの子どもとの暮らし方を陳述書にするように言っていました。何を立証するためなのかはよく分かりませんでした。よく解釈すれば障害について知りたいということかもしれません。またPTSDについても求釈明がありました。PTSDについてはJR側から時期に遅れた攻撃防御方法だということが言われましたが結論は出なかったようです。

悪くすれば2,3分で終わらせることもありえたのですが、裁判長はじっくりと話をするという態度で、30分くらいかかりました。

最後に次回期日を決めて終わりました。次回期日は2011年1月21日金曜日午前11時より、同じ高裁(別館)81号法廷です。

その後、中之島公会堂に移動し、裁判の報告・感想会と、里美さんの裁判を支える会の発足を行ないました。下の写真です。101143

実際にはもっと人がいるのですが写りきれませんでした。

弁護士さんから傍聴に入れなかった人に報告が行なわれ、参加者からの意見・感想が語られました。実際に性暴力をふるわれた方も発言されました。勇気を奮っての参加であり、発言でした。また遠く東京や埼玉からの参加者もありました。

また、視覚障がいの女性からは障がい者団体も男社会で、女性の障がい者の声は弱い、いわゆる谷間におかれている状況があるが、ぜひ応援していきたいと語られました。

里美さんからは、御礼の言葉とともにいまだに怖くてJRに乗れないでいる。一人の人間として許せなかった。我慢してしまうと同じことがどこかでおきる。逃げない、ひるまない、あきらめない。あきらめたらそこで終わり、その強さを授けてくれたのは母であり家族です、と結ばれました。

最後に支える会への入会のアピールがあり、その場で30人の方が入会されました。入会方法はおってお知らせしますので、今日入会されなかった方も、遠方や都合で参加できなかった方も、支える会になら入会したいという方も、ぜひ支える会の会員になってください。よろしくお願いします。

|

« 里美さんから皆さんへ | トップページ | 里美さんの裁判を支える会の会員になってください »

裁判の報告」カテゴリの記事

コメント

本日の控訴審は勝利的に勝ち取った由。しかし、司法権力に一切の幻想も抱いてはなりません。狭山事件の東京高裁寺尾正二による、1974年10月31日「無期懲役」判決が示しています。寺尾は、公判に於いて、自分はこれだけの部落問題に関する文献を読んでいる(10数冊)とあたかも部落差別に理解があるとの姿勢を見せました。しかし、日比谷公園を埋め尽した11万人の部落解放同盟員、労働者・「障害者」・学生・市民は愕然としたのです。この寺尾判決が、今もなお「確定判決」として、石川一雄さんに見えない手錠を課しているのです。現在72歳の石川さんは、今なお毎週2回東京高裁前で、糾弾を叩き付けています。里見さん、共闘の皆さん、今こそ法廷内外を貫く実力糾弾で、勝利を勝ち取りましょう!

投稿: 三里塚を闘う「精神病者 | 2010年11月 5日 (金) 00時04分

JR西日本の体質は、2005年4月の福知山事故の対応を見れば、誰でも分かります。秒きざみの過密なダイヤを組んでおきながら、電車の遅延は全て労働者のせいにする。更に「日勤教育」と称して、些細なミスを犯した労働者に洗脳を行う。こんな状況では、社員の精神状態が滅茶苦茶になるのも無理はない(お断りしておきますが、だからといって加害者Aによる、里見さんへの性暴力が容認される訳ではありません)でしょう。問題の本質は、加害者Aが、職場での搾取・抑圧・収奪・管理強化などの問題を、資本に対する労働者の団結で闘うのではなく、社内で最も立場の弱い里見さんに向けたことです。この問題の本質をみ誤ることなく、共に闘っていきましょう!

投稿: 三里塚を闘う「精神病者」 | 2010年11月 5日 (金) 04時12分

たくさんの方が傍聴に来ているのでとてもうれしかったです。私も中に入れず、時々廊下からドアについている窓?からのぞいてみました。
あとの報告会での弁護士さんのお話では、よく話を聞くスタイルの裁判官だそうですが、公判の印象はよくても結果はひっくりかえることも多いのが裁判だそうです。
多くの人の注目が裁判の行方を決めると思います。1月21日の公判は、今回と同じ法廷ですが、廊下にもっと人があふれるようにして、その次は大法廷を使うようにさせたいです。

あとの報告会は、弁護士さんがとても丁寧に話してくださったし、何より里美さんのしっかりしたお話に感動しました。
「逃げない、ひるまない、あきらめない」という言葉に胸を打たれました。私もこの言葉を座右の銘にしなければと思いました。里美さんの発言に涙ぐんでいる人も私の回りに何人もいました。

参加された方の発言も、みなさんが自分の問題としてこの裁判をいっしょにたたかおうという気持がとても伝わりました。
今までの経験から周りの人から「陳述書」を出したらどうかというという提案もあったり(弁護士さんからは、今後いろんな方法を考えましょうというお答え)、女性の問題と障がい者の問題の二つの課題をもつこの裁判を支援することは、自分自身を変えていくことでもあるといわれた方。

障害者の運動でもやはり女性がなかなか声を上げられない現実がある、それを変えていきたい、そのためにもこの裁判を勝たせたいと語られたご自身が障害を持つの女性の発言。
「里美さんにがんばってくださいとは言わない、いっしょにがんばりましょう」と締めくくられた障害のある息子さんを持つお母さんの言葉など、どの発言にも共感の思いで一杯でした。すごく勉強もさせていただきました。

里美さん、お母さん、本当にお疲れ様でした。「長期できびしいたたかい」を乗り切るために、無理をしないで下さいね。

私も勇気をもらった1日でした。「いっしょに」がんばりましょう!!

投稿: 亀の子 | 2010年11月 5日 (金) 19時39分

昨日、控訴審裁判を傍聴させてもらいました。

法廷に入りきれず外で聞く方もおられ、気にはなっていましたが、なにかをつかみたいとの思いで、交代もせずに傍聴していたこと、お許しください。

1回の審理で終わってしまう可能性もあったとのことですが、署名提出などの市民の注目度は効果を発揮、次回審理に継続となったことは、よかったです。

豊中市の「館長雇止め・バックラッシュ裁判」を逆転勝訴に導かれた島尾恵理弁護士、そして障害者や高齢者のアドボカシーに深い見識のある池田直樹弁護士が弁護団を担当され、しっかりとした準備書面を提出されたのも大きかったのでしょう。
心強いです。

報告集会では、第一関門が通過できたと、里美さんが感謝の挨拶をされていましたが、 なんといっても、これまでたったひとりで裁判を闘ってきた里美さんの勇気ある行動があったからこそ今があるんです。
私たちこそ、あなたに感謝したい気持ちでいっぱいです。

「我慢したら、かならず同じことがおこる、あきらめたくない」との里美さんの決意は本当に力強く、会場では涙ぐむ人もいらっしゃいましたが、私も感動いたしました。

この裁判、なんとしても勝ちましょう。絶対に!

することは一杯あるでしょう。
どうか、事務局だけでなんでも抱えるのではなく、
私たちに呼びかけてくださいませ。

出来ることをしたいです。


投稿: とよなかびと | 2010年11月 5日 (金) 21時17分

 裁判の傍聴に来てくださった皆さま、支える会の会員になってくださったみなさま、本当にありがとうございます!
 控訴審は、はじまったばかりです。しっかり審理をしてもらうためにも、もっともっと署名を集め、会員を増やせたらと思っています。
 ぜひ、お知り合いに、拡げてください。
 どうぞ、よろしくお願いします。
 ★なお、次回裁判期日は、2011年1月21日金曜日です。よろしくお願いします。

投稿: 奥村 | 2010年11月 5日 (金) 22時54分

こころが冷えきったとき、会いに行かねばならぬ。

その日、法廷の通路で、傍聴席で、あとの集まりで、彼女にお目にかかって、どんなに、あたためられたことか。

ことばにすることもできません。

こころがぬくもったとき、闘わねばならぬ。
わたしも、遠く埼玉のはずれで、わたしなりにがんばります。

みなさま方に、こころより感謝をささげます。

投稿: 田中洌 | 2010年11月18日 (木) 10時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/567299/49936982

この記事へのトラックバック一覧です: 11月4日の初公判の報告:

« 里美さんから皆さんへ | トップページ | 里美さんの裁判を支える会の会員になってください »