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裁判報告

4月27日、第3回口頭弁論が開かれました。

70名以上の傍聴者で広い大法廷もほぼ埋めつくされました。

苦労して作った重要な書証が証拠採用されました。JRが里美さんから聴取している10時間分のテープの反訳文です。

この聴取は、最初は科長が、その後セクハラ相談室を含む3名が、里美さんから事情聴取しているものです。

事情聴取といっても、JRの筋書きに沿って里美さんを強引に誘導するもので、全く酷いものです。セクハラ相談室の男性の、里美さんに対する「串かつとあなたの体とどちらが高い?」という発言に端的に現われている差別的女性観に貫かれたものです。他でもなく、セクハラ相談室がこういうことを言うところにJRの本性が現れています。あらかじめ加害者側男性に聴取したところから作ったストーリーに合わせて里美さんを誘導するというのが聴取の目的なのです。反訳文では逆にJRの酷さが浮き彫りになっています。

この日の裁判では、裁判所の構成が変わり、女性判事が男性に代わっていました。里美さん側からテープ反訳文を提出したことに対して、被告側弁護士が異議を申し立て、裁判官の合議の結果「客観的証拠だから採用する。被告の側で反論が有れば上申するよう。裁判所で必要が有ると判断した場合、弁論を再開する」ということで、証拠採用されました。

この日で弁論を終結し、和解が勧告されました。和解期日は5月20日ですが、傍聴はできません。和解というのは、当事者だけで行うそうです。

和解が良いかどうかということですが、弁護士さんによれば、良い和解もありうるので和解を受けたそうです。和解は1回で終わるわけではなく何回か行われることも有るし、和解不調ということになれば判決が下されます。

今後も署名・はがき要請を継続します。また、ブログでのコメントで里美さんに対する激励など寄せてください。

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コメント

今日は、二人で参加しました。
里美さんたちの報告は、すさまじいセクハラとの闘いです。あらためて、ともに戦うことを決意しました。
また、私たちは、京都生協で、セクハラと闘っています。
京都生協では、性差別が、公然と行われてきました。女性着替え室には、就業規則などたくさん貼ってありますが、男性着替え室には、まったく労基法上の規則の張り紙などはありません。これは、解雇撤回裁判で初めて明らかになったことでした。
そのうえで、K君には、女子高校生アルバイト、女子大学生アルバイト、26歳くらいの若い女性アルバイトに「お前」とか、「じゃまだ」「どけ」とか、暴言を吐いた、そういう申し立てがあったとでっち上げ、解雇理由としてきたのでした。
そんな事実は全くないのにもかかわらずです。
私たちは、これを、男性労働者に対するセクハラと考えました。
若い女性アルバイトばかりに、「お前」「邪魔だ」「どけ」などという暴言を吐く人格にでっち上げられたことです。
また、「お前」とは、「お前呼ばわり」というように、パワーハラスメントの言動をしたということになります。
しかも、男性が女性に、「お前」ということは、それだけ親しい男女関係を意味する場合を表します。
京都生協は、このようにK君を、セクハラ、パワハラの暴言を何回も、特に、若い女性アルバイトに行う人格であると、されたのでした。
里美さんの場合とは、違うかもしれませんが、男性労働者に対してのセクハラだと思います。私たちは、このような京都生協理事会の不法を、セクハラとして責任を追及しました。私たちの告発行動は、京都生協理事会によって、名誉棄損とされ、裁判でもそうなり、今、損害賠償、差押攻撃を受けています。それも、児童手当、労災年金、障碍者年金という差押禁止と法定されているものにさえ、差押をしてきています。私たちは、必死で反撃しています。
ともに、セクハラ、性差別に反対して頑張りましょう。
なお、私たちの仲間は、今、病気休暇を勝ち取る闘いに入っています。働きたい中、病気休暇を取らなければならないことは、職場仲間と離れることであり、とてもさみしいことです。しかし、病気をよくするために、労働者仲間が勝ち取ってきた病気休暇制度をしっかりと取ることも大切であるとして、その闘いを進めています。ぜひともによろしくお願いします。

投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2011年4月28日 (木) 00時16分

 大法廷が多くの支援者で埋まったことを受け止め、裁判所が事の本質にそった調停を行ない、良い和解条件で合意できれば言う事はありません。そうなる事を願います。JR側が自分たちの非を認めて謝罪したり、このような事態が再び起こらないように社内体質を改善することは、福知山線事故以来の課題であったはずですが、この裁判の経緯にはそのような気配がありません。
 和解条件には里美さんへの謝罪だけでなく、社外の専門家と被害当事者などを構成員にした、体質改革のための勧告委員会設置などが含まれることを希望します。
 しかし、JR側がこのような条件に合意するとは思えず、判決へ進む可能性が高いと思われますが、問題は裁判官がどこまで踏み込んでくれるかです。和解の条件提示である程度「推測できるのでは」という話なのですが、厳しい条件の場合は合意せずに、判決を求めるのも苦しくなります。
 良い判決が出され、判例として確定するのが最善ですが、そのようにならない場合は調停に応じて、判例を残さない判断が必要になるかも分かりません。
ですが、そうすれば1審判決のみが残ることになり、また問題が残ります。
 裁判官の良識が発起されるよう願いますが、支援する側もよく考えておかなければならないと思います。
勇気ある裁判に立ち向かっている里美さんに、苦しい判断をさせることが無いよう祈ります。

投稿: やまな | 2011年4月28日 (木) 00時38分


美しいねーちゃんだったと、長澤のにーちゃんがこっそり、傍聴に行って、いう。
そりゃそうだろう。
和解、屈辱的なら、里美のねーちゃんは、まちがいなく、ひじ鉄を食らわす。
勝とう。
負けても、勝とう。
辛いけど里美さんなら、そいつが出来る。酷だとわかっていうけど。

こっちもめちゃ忙しいけど、里美さん、がんばれ。

いつか、あたりまえの笑顔で、会いたい。

遠く、埼玉のはずれより、あんたをしっかり抱きしめる。

もちろん、勝つに決まっているぞ!!

投稿: 田中洌 | 2011年5月 4日 (水) 01時45分

みんなは「里美に頑張ってほしい」というけど。
勿論、一人の女性として同じ障害者としては「頑張ってほしい」と思っています。
でも、私は一人の女性・同じ障害者でもある前に20年近くも付き合ってきた里美の親友でもあるのです。
里美は、確かに辛い事や悲しい事から立ち向かっていける心の強い女性です。
彼女の強さは私が一番よく知っています。
でも、その強さはガラス玉のように壊れやすいナリーブな弱さを持っている事を意味します。
だから、あまり「頑張れ」と言って彼女の追い詰めて逃げ道を奪わないでください。
勝手な事を言ってすみません。
でも、彼女の事を知っている親友の一人としてはすっごく彼女の事は心配しています。

投稿: るみ | 2011年5月 6日 (金) 20時30分

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