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2012年5月

里美さんを囲む会を行います

6月16日に里美さんを囲む会を行うことになりました。6月19日提訴予定の「地位確認訴訟」の決起集会です。ぜひ多くの方がお集まりください。午後2時からです。会場についてはメールでお問い合わせください。

JR西日本は、里美さんが仕事を休んでいるからという理由で雇止め解雇しました。許しがたい暴挙です。里美さんが仕事を休んだのはPTSDとうつ状態のためですが、その原因は性暴力と会社による二次被害です。会社が休む原因を作っておいて、それを理由に解雇とは何事でしょうか。またこの解雇は精神疾患を負った社員の職場復帰という障害者権利条約などの障害者の権利擁護の諸原則に反した違法・無法なものです。

地位確認訴訟は何度も弁護団会議を開いてきましたが、訴状をまとめて、19日に提訴します。裁判所については大阪地裁を希望していますが、神戸地裁になるかもしれません。来週くらいには決まるそうです。

また、新たな裁判なので費用が新たに必要です。みなさんにカンパをお願いします。

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22日の東京集会・最高裁の報告

朝、関西はそれほど悪い天気ではなかったのに、新幹線で横浜あたりから雨。東京駅から乗ったタクシーの運転手さんも、「今日は3月なみの寒さってラジオで言ってました」。

 荒天の中、里美さんの最高裁申し入れ行動に、16人の方々が集まってくださいました(上京した里美さんと事務局・平田を含め、18人)。雨の中、合羽を着て電動車椅子で駆けつけてくださった方も3人おられました。

 国会にほど近い星陵会館で、午後1時から簡単な集会。
 平田から、支える会の結成とその後の活動の経緯などの簡単な報告の後、里美さんから30分ほど訴え。里美さんは、当初裁判になるなどと思いもよらなかったこと、信じていた会社に裏切られて裁判に訴えたものの支援もなく、どうしようもなかった一審段階、「支える会」ができ、テレビでのドキュメンタリーの放映もあって一部勝訴した二審と、経過と思いを語られました。そして「JRに対してもの申したい。いまは、事件を起こした本人に対する怒りよりも、JRの体制に対する怒りの方が強い。一審でも本人が『やった』と認めた、二審では裁判所がその責任を認めた。その本人が、会社にまだとどまってる。一般の企業では考えにくいこと。またセクハラ相談室社員が、2次的セクハラ被害を相談者に与えるという、根本的に許されない対応をJR西はおこなっている。それにもかかわらず、企業としての法的責任は問えないと大阪高裁は位置付けた。これに激しく異議を感じている。」
「だからこそ、世間の方々に、”こういう事件”が起こることがあるんだ、こうなった場合、どう対処すればいいのか、とにかく”考える”きっかけになってほしい。こういう事件があるってことをみなさんに知らせてほしい。」と結ばれました。
 続いてDPI女性障害者ネットワークの南雲さんから、障害をもつ女性の生きにくさ、複合差別の調査(※「障害のある女性の生活の困難―人生の中で出会う複合的な生きにくさとは―複合差別実態調査報告書」としてまとめられています)に、里美さんに協力してもらったこと、その調査の結果、一番多かったのが性的被害で、職場・病院・施設などで、身内・親戚から被害にあっていることが明らかになった。差別禁止法に、障害をもつ女性ということを、明文で入れていきたい、との発言がありました。
 
 

最高裁のアポの時間があり、集会を14:20に切り上げ、雨の中を15分ほど歩いて、最高裁へ向かいました。
 雨がひどくなってたいへんだったのですが、最高裁の門前では、守衛さんに来訪を告げたものの「担当者が来るまでしばらくお待ちください」と、雨のふりしきる歩道上で10分ほども待たされました。
 担当の方が出てこられて、門から建物入口へ、そして迷路のような館内を会議室へ、と延々と歩かされて、やっと申し入れ開始。
 

担当されたのは、「最高裁判所 裁判部 訟廷主席書記官補佐」の植松実さんお一人。植松さんからは、今日聞いた話を報告書にまとめて、書記官(担当は佐野書記官と言っておられた)に伝えるとの説明。
 冒頭、持参した上申書55通と署名203筆を渡しました。上申書は、上告人の里美さんの署名捺印をしてお渡しし、裁判書類として扱われるとのことでした。署名については、「支える会」として提出したので、「受領書」をいただきました。
 里美さんから、JR西のセクハラ相談室の対応のひどさについて話し、JR西会社は、世間に責任ある立場であることを認識すべき、そういうことも含めて裁判所は再度考えてほしい。障害のある女性が働くということがどれだけ難しいかということを考え、審理してほしい。厚労省が定めたセクハラ対応マニュアルがあるが、その中に被害者のプライバシー保護という項目がある、しかし自分は、JRの社内で風評被害にあった、なぜ?他の無関係な社員が知っているのか、会社が漏らしたとしか思えない。JR西は法を守ってほしい。と提起。
 南雲さんから、障害をもつ女性は二重の生きにくい部分がる。障害をもつ女性に「どういう差別を受けたか」アンケートしたら、一番は性的被害。しかし、オモテには出てこない。今回のアンケートでは、心の奥につまった悲しい思いを話してくれた。そういうことを理解してほしい、と提起。
 他の参加者からも、二審判決の「2回め以降は恋愛関係」という非常識な判断のおかしさ、障害者であり女性であり非正規雇用という弱い立場の者に対する卑劣な犯行であったこと、性的被害の提訴は被害で受けた以上の被害を受けるにも関わらず訴え続けているたいへんさを考えるべし、多くの女性が泣き寝入りさせられている日本の企業風土の問題がありそれを助長するようなことを裁判所がする責任は重い、等々の訴えがなされました。
 植松さんは、メモをとりながら聞き入っていました。途中、植松さんから、「弁論を開いてとの要求はないのですか?」と言われ、こちらは当然にも求める旨返答したところ、「それならそう明示で言ってください」ということで、「弁論を開くことを求める」旨を明確にし、記録してもらいました。

植松さんは、「時間はかかるでしょうが」「要請があればいつでも(申し入れに)応じますので、言ってください」とも言っていました。数ある申し入れをこなしてきた最高裁事務方の“手慣れた対応”という印象もありましたが、「超拙速な門前払い」はされないのかな、とも思える対応でした。幻想は全く抱くことはできませんが、形だけではあっても直接訴えをぶつけることができたのは、大きかったのではないか、と思いました。

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 荒天の中、たいへんな行動となりましたが、とても充実した行動になりました。準備していただいた、そして駆けつけてくださった関東のみなさんに、本当に感謝です。帰りの新幹線の車中で、里美さんとも、“ホントにいい行動ができましたね”と確認しあって、帰ってきました。里美さんも、本当にお疲れさまでした。

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東京集会

22日午後1時より、東京千代田区の星陵会館で、里美さんを支える会の東京集会を行います。東京の近くで昼間行けるという方は、ぜひご参加ください。里美さんが上京し、最高裁に上申書を手渡します。人数制限が17人ですが最高裁で30分間の申し入れを行います。一人でも多い方がいいので、ぜひ多くの皆さんがご参加ください。

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~毎日新聞のインタビューを受けて~里美

Ikari007

~毎日新聞のインタビューを受けて~
今回、記事にあるように難しい問題を含んだインタビュー依頼を打診された。
私は自分が経験した事を踏まえ、お話しさせて頂きましたが、現実に3割もの人がセクハラ被害を受けている事を知り、なぜ今まで明るみに出なかったのか?と不思議に思いました。

それと同時に、アンケート調査に回答された中で、この数字。

その事の重要性を認識すべきだと思いましたし、現実として被害者の数は尋常じゃないと確信しました。

このことからも、早急にキチンとした被害者の受け皿が必要だとも感じました。
法整備は基より、如何なるハンディがあろうとも、健常者の方同様「直ぐに相談できる場所」を築くべきだと思いました。
なぜ私がそう思うか?それは私自身が被害を相談できる場所が無かったからです。

どういうことかと言うと、

例えば、言語にハンディがあると、コールセンターに電話をしても聞き取って貰えない。
いたずら電話だと思われる。
聴覚ハンディなら意思を電話で伝えられない。など等、
具体的な問題を把握した上での配慮が必要なのですが、日本には
それがない…。被害に遭った事実を相談する前に、まず自身にハンディが有ることを

説明し、その事を理解して貰う必要がある。

ハンディキャップがある女性は、二重三重に苦しめられる運命にあるのが、現在の

日本社会。

配慮が無いことが問題なのではなく、そういう事実に気付かないことが問題なのではないでしょうか?

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集会へのメッセージを書いてください

5/22東京集会にメッセージを寄せてください。

下記のひな型のように集会へのメッセージを書いていただき、メールにてお送りください。集会で紹介し、その後最高裁に提出させていただきます。行きたい気持ちだけど東京の集会には遠くて参加できないという方、上申書はどう書いたらいいかわからないという方、皆さんに参加していただく方法として考えました。集会へのメッセージとして書いてください。集会では匿名の方が良い場合はそのむね、お書き沿いください。皆さんの参加の意思を大事にしたいのです。

ひな型は「12.5.5message.doc」をダウンロードして下さい。左の下線部をクリックしてください。そのまま住所とお名前を書いていただいてもいいし、文章を書き換えてくださっても良いです。一人でも多くの意思を最高裁に届けたいのです。

メールの送り先は、里美 ドットコム <satomisaiban@yahoo.co.jp>まで。

多くの皆さんの意思を最高裁に反映させたいのでよろしくお願いします。

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星陵会館への地図です

Seiryoukaikan

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5・22東京集会

里美さんの裁判を支える会の東京集会の日程が決まりました。5月22日火曜日の午後1時より、星陵会館です(東京都千代田区永田町 2-16-2)。星陵会館のアドレスはhttp://www.seiryokai.org/kaikan.htmlです。3Aの部屋です。集会後、最高裁へ移動し、上申書と署名を提出し、要請行動をします。

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本件は障害女性への性暴力事件という、大変ショッキングな事件です。テレビでも放映され、多くの注目を浴びてもいます。しかしそれを具体的に裁判の判決に反映させるというのは別の問題です。裁判所に分かる形で多くの注目のある裁判だと示すには、具体的に裁判所に行く必要があります。高裁では傍聴がそれでした。また、8000人を超えた署名でした。裁判官は小法廷から大法廷移ったときに、80人の傍聴の人数をみて態度が変わっていました。それが一部勝訴の力となりました。しかし、最高裁では書類審理が先行し、判決が覆る時しか公開審理がありません。そこに持っていくまでには、要請行動に多くの障害者や女性、市民が参加しているということが重要なのです。障害者と女性、市民が多く参加していることの報告が裁判官に行くようにする必要があります。性暴力というのは誰であれ人間として許せません。しかも今回の事件は障害者であることに付け込んだ悪質な事件です。障害者、女性は許さないという声を最高裁判所にとどけるために、本集会にぜひご参加ください。

関東圏のみなさん。よろしくお願いします。

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近況報告-----里美さんから

皆さま、ご無沙汰して居ります。

4月は慌ただしく過ぎ、また変化がある月です。

巷のニュースではJR西本社社長が換わったと伝えていました。

歴代社長が何十人居ようが、換わろうが、換わらないのは体質と体制かも知れませんね…、

先日、ある事を知りました。

それは、4月1日付けで、本件加害者のAが某信通指令長と言う立場から、JR西電気子会社へ出向しているということ。

定例異動とJR西は言うのかも知れないですが、やっと下した処分なのか?!

いずれにせよ、身内に甘い体質は何ら、変わってはいない。

役員は入れ換えを繰り返し、事実を知る社員も異動を繰り返し、何時の間にか事件を知らない社員たちが対応をし、真実は闇の中へ…消されていく気がしてなりません。

私は、裁判所が何と言おうと、誰が何と言おうと、真実だけを伝え続けていきたい。

今でも思う…。なぜ「何もなかった。」とJR西は私に告げたのか?

なぜ、事実が食い違うのか?知りたい…。

私は、ただ知りたい…。

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