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雇い止め裁判、初公判の報告

120726

7月26日、地位確認訴訟の初公判が行われました。(写真は報告集会で熱弁をふるう里美さん)

傍聴席に余る支援者が集まりました。来て下さった方、どうもありがとうございました。

裁判は書類の交換の後里美さんが意見陳述を読み上げ、次回期日を決めて、15分くらいで終わりました。

里美さんの意見陳述は、JR会社側の『前の裁判で会社に責任はないと決着が付いている』という主張を真っ向から批判するものとなりました。前の裁判は性暴力については会社の責任は問えないというもので、それ自体不当な判決ですが、雇い止めについて会社に責任がないというものではありません。里美さんは、性暴力とその後の会社によるいじめの結果、病気にさせられて休まざるを得なかったのであり、それを理由として解雇するのはいかに不当なことかを丁寧に糺しました。

裁判後報告集会を行い、弁護士さんからの説明、本人からの訴え、弁護士さんに対する質問と進められました。

裁判官は1人だけで、女性です。ただ、男社会をのし上がってきたので、女性の感覚より、男社会の感性が身についている女性裁判官が多いそうです。またこの裁判官は、全国金属機械労組港合同南労会支部の裁判を担当している人物だそうです。また、この裁判では「大法廷を使うつもりはない」という発言があったそうです。またこの日も手話通訳をめぐりひと悶着がありました。事前に手話は中央付近で行いたいと理由を添えて申し入れていたにもかかわらず、端っこの壁際に席を作ろうとしました。理由は他の人の迷惑になるというのです。抗議して中央付近にさせましたが、障害者に対する感覚がその程度の人物であることがわかります。

裁判官に対する教育が必要です。第2回公判以降も、多くの傍聴者で席を埋めましょう。署名の取り組みもお願いします。ドキュメンタリー「誰もわかってくれない」を提出し、この裁判がいかに大きな注目のもと行われているのかを裁判官に分かってもらうことを決めました。次回公判は、9月20日木曜日13時30分より、大阪地裁810号法廷です。

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コメント

みなさん、暑い中、雇い止め裁判への参加お疲れ様でした。
昨日の裁判の報告会からずっと弁護士の先生が「今の男社会でのし上がるには男の感性が身についた女性だ」と、おっしゃった発言が気になります。
それってつまり、今の『雇い止めの裁判』の女性裁判官も
里美さんに罵声をはいたセクハラ相談室の女性も身勝手な性欲を持った男の感性が身に付いているって事ですか?
もし、そうなら彼女達も正当な場で抗議するべきです?
彼女達を放置すると同じ女性社会の中でも格差が生まれ、男の感性が身についた女性達だけの都合の良い社会になってしまい、社会的立場の弱い女性達だけがますます泣き寝入りする社会になってしまうのではないでしょうか?
里美さんの言葉ではないけど、人はすべて平等でなくてなりません。
まして、同じ種族の中でも格差を生みだすなんて決してあってはなりません。


投稿: るみ | 2012年7月27日 (金) 20時41分

こんにちは。この記事はかなり関心深く拝見しました。
この裁判官の人柄に関して、かなり注目しております。
裁判官に関する分析がかなり必要です。
この事件をたくさんの人に知ってもらう事、そして法廷にたくさんの人が行って傍聴する事。多くの人が関わりを持ってこの裁判を支援していく事が必要です。
次回公判は9月20日なのですね。
もしかしたら、ですが、行くかもしれません。
その際にはよろしくお願いします。

最後に、JR西の関連企業に申し上げます。
私のブログをですね、今まで12回も見に来てもなんにもありませんよ。私も大人ですからブログに社名は出しませんが、アクセス記録はありますので、念のため。

投稿: 廣瀬研一 | 2012年7月28日 (土) 06時18分

You will always find a good friend in me.(いつでもお力になります)。

投稿: AkiraNagasawa(Tokyo) | 2012年7月30日 (月) 07時20分

Ms.Rumiさんの言う事を100%同意します。

投稿: AkiraNagasawa | 2012年7月30日 (月) 08時35分

I can agree with Ms.Rumi.(るみさんに同意します)。

投稿: AkiraNagasawa | 2012年7月30日 (月) 08時51分

労災認定が下りれば、地位確認訴訟も
やりやすいと聞きました。
セクハラ、周囲のセカンドハラスメント、相談窓口の不備などは、職場のハラスメント被害がPTSDの原因となった関連があると認められるからだそうです。

るみさん

>里美さんに罵声をはいたセクハラ相談室の女性も身勝手>な性欲を持った男の感性が身に付いているって事ですか?
>もし、そうなら彼女達も正当な場で抗議するべきです?

まさしく、そのとおりです。完全な人権侵害です。
この人たちは一次被害の加害者―強姦犯よりひどいことをした、加害者に加勢したセカンドレイプ犯罪を犯したことをはっきり当人に知らしめたほうがいいです。
里美さんに暴言を吐いた同僚も同じです。
なによりこの国の法律では加害者が刑務所にも入らず今も仕事をしていることも、強姦を肯定している社会ということの現れです。

投稿: とも | 2012年7月30日 (月) 12時42分

PTSDも「傷害」、女性4人監禁で最高裁判断

最高裁が、PTSDも刑法の「傷害」に当たると判断したのは初めて。

(2012年7月25日18時46分 読売新聞)

投稿: とも | 2012年7月30日 (月) 18時27分

トヨタ系部品メーカー、偽装請負を内部告発した期間工を更新日3日前の雇い止めで“報復”

同じような被害者が出ています。
非正規雇用の雇止めが頻繁にあります。

投稿: とも | 2012年7月30日 (月) 22時05分

均等待遇とは、程遠い  有期契約増やす法案に反対!

私たちは現在国会に上程されている「労働契約法の一部を改正する法律案」に異論があります。
この法律案は、有期労働契約を現行法よりさらに締結しやすいものにし有期労働契約に対する差別を固定化するもので、「有期労働契約増やす法案」だと思っています。

マスコミでは、5年無期転換と、あたかもパートで働いている人たちが、自動的に無期になるかのような報道のされ方がされてきました。労働者を守るべき法律が、何度読んでも正確な意味が分からない文面となっており、(この法律案に対する)議論が尽くされないまま国会に提出されていました。

有期労働労働者が無期契約に転換するためには、5年の契約期間が過ぎた翌日から次の契約更新の間に申し出ないと無期契約になりません。

また、問題なのは、有期労働契約は一次的・臨時的なものであるという大原則を大幅に譲歩し、5年までの有期労働契約を合法的に可能ととする形で規制緩和し、クーリング期間を設けて勤続年数加算などや有期休暇の繰り越しもチャラにして、再び有期のままで雇えるという法案です。

また、運よく無期契約に転換できたとしても労働条件は有期契約と同じもので良いとするもので、現行パートタイム労働法の均衡処遇の3要素よりも、さらに後退する内容です。

労働条件については、「職務の内容、人材活用の仕組み、その他事情を考慮して」合理的なものであることとされ、使用者にとっては、その他の事情を考慮してもよいとした、ほとんどフリーハンドに近い内容によって差別的な労働条件が不合理ではないと主張できるものになりそうです。
また、現場の労働者たちが、雇い止めに対して団体交渉や裁判などに取り組んできましたが、この法案の内容は判例どおりではありません。

すでに法改正をにらんで、常用的な仕事に対して契約の際に5年で不更新条項を締結する事例まで出てきています。
また、社会保険の適用拡大によって非正規雇用の労働時間を19時間以下にする等という保険適用逃れのも早々に報告されており、有期労働契約の細切れ化による不安定雇用が加速する自体が考えられます。

★別紙の要請案を参考にして 私の一言を書き加え FAXを送りとどけましょう。

要請書
http://files.acw2.org/120604co.doc
厚生労働委員会国会議員名簿 FAX番号 選挙区
http://files.acw2.org/kouseimeibo1206.xls
雇用破壊は益々深刻です、こんな時代に、さらに雇用を不安定にさせる
法律案に怒りを禁じえません。
 皆さま、有期労働者の怒りの真の声を、国会議員に届けましょう。

★ 賛同人・賛同団体も募ります。
  お名前 
  団体名           公開可か否かを明記して
  
  送ってください。 

投稿: とも | 2012年7月30日 (月) 22時06分

1986年に男女雇用機会均等法が施行されました。それまでは、キャリア官僚やごく一部の職種を除いて、女は一般職・短大卒・高卒・専門卒かつ、親と同居だけという採用条件が貫徹していました。そのような極悪の女性差別を撤廃させたのは、何よりも被差別当該の女たちの闘いです。私も80年代後半から、朝の通勤電車の中で、目の色を変えて日経を読む若い女性が急増した(但し、これもこの世と大企業が男の論理で動いていることの所作なのですが)ことを見ていましたから、世の中は変わりつつあるなと実感していました。91~92年頃にバブルが崩壊しても、女の採用状況が男よりも極端に悪くなることは、ありませんでした。その訳は、大卒22歳の女と男を比べても、その後の業務能力に於いても、女が男よりも明らかに劣るとの有意差がなかったからでしょう。但しそれはあくまでも、企業という、利潤追求を自己目的とする存在にとって、女が都合の良い存在である限りに於いてです。いざ有能な女が昇進や昇給を要求したり、産休や育休を申し出たりすれば、有形無形のパワハラを浴びせて来ることは、周知の事実です。つい最近大手の新聞社が主要企業を調査した結果、女性社員が産休や育休を申請しても、認め難い、退職して欲しいとの回答が多数だったことは、周知の事実です。これは私見ですが、あらゆる差別を解消するためには、まず第一に被差別当該が立ち上がらなくてはなりません。これは「精神病者」である小生にも鋭く問われていることです。

投稿: 東京者 | 2012年7月31日 (火) 00時16分

http://ijimemakenai.blog84.fc2.com/blog-entry-184.html

いじめ・メンタルヘルス労働者支援センター活動報告
労働者にとって雇用不安が一番のいじめです

すごく良い記事です。

・裁判での「終了」と「解決」は違う。
・いじめには構造的問題にメスを入れると解決・予防になる。
・非正規労働者にとって差別はきついいじめ
・いじめはつまらないものという感性・価値観の理解によって肌感覚で気づける職場環境

投稿: とも | 2012年8月 2日 (木) 08時35分

Tomoさんへ
いろいろ勉強になり、分かりました。一緒に仲良く行動していきたいです。Very good comrade!。

投稿: AkiraNagasawa | 2012年8月 3日 (金) 00時32分

AkiraNagasawaさん
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

障害女性への性暴力という甚大な被害が明るみになった
JR西だからこそ今後再発の防止を訴えることができると思います。
今のJR西の労働者、今後入社する人のためにも
次の被害者をなくすような社内規則の設置の徹底を
団体交渉で要請するというのはどうでしょうか。
社会全体の意識を変えるのは遠い先かもしれませんが
まず第一歩になると思います。
要請内容は以前の私のコメントにも掲載しましたが
このとおりです。
1、社内の者全員が人権研修を定期的に徹底的に行う
2、第三者機関の監視で抜き打ちにハラスメントチェックをする
3、現在の規則より具体的なハラスメント防止の就業規則を設置する(二次被害セカンドハラスメント・一次被害加害者を罰する、誹謗中傷から被害者を守るなど:参考アトリエエム)

投稿: とも | 2012年8月 6日 (月) 18時44分

Tomoさんへ
僕も大賛成(Yes)です。今度の裁判・集会の時に発表した方がいいです。
僕はTokyoからNight highway busを使って参加しているので、交通費の問題で集会があるたびは難しいけど、一緒に頑張っていきたいです。
団交の件ですけど、実は今年の3月に全国規模のUnionが集まる争議団集会がFukuokaでありました。僕はTokyoからNight highway busでFukuoka集会に参加し、Ms.Satomiさんの事を話して来ました。Fukuoka union officeに一泊泊まらせてくれました。感謝です。数日前にMs.Satomiさんの裁判資料をFukuoka union officeへ郵送で送りました。僕なりに頑張っています。

投稿: AkiraNagasawa | 2012年8月 7日 (火) 16時53分

先ほどのコメントの続き
帰りもFukuokaからNight highway busでTokyoへ帰りました。
(Tokyoからの行き:Seibu night highway bus、Fukuokaからの帰り:Nishitetsu night highway bus)
所要時間は片道14時間15分。

投稿: AkiraNagasawa | 2012年8月 7日 (火) 17時19分

Ms.Rumi and Tomo is valuable as our collaborator.
I am ready to give my cooperation.
(るみさんとともさんは協力者として貴重な存在です。僕はいつでも協力を惜しみません。)

投稿: AkiraNagasawa | 2012年8月 7日 (火) 23時03分

Night highway busの件
行き:Ikebukuro→Nishitetsu tenjin bus center.
帰り:Nishitetsu tenjin bus center→Ikebukuro.
(Omiya・Ikebukuro・Yokohama⇔Fukuoka)

投稿: AkiraNagasawa | 2012年8月 8日 (水) 00時09分

ともさん、JR西内の組合で多数派なのは、JR連合です。あまり期待はできません。JR7会社内で、どの組合がヘゲモニーを握っているのか、各組合とJR当局との力関係はどうなのか等を十分に調べてから行動しないと、危険です。その理由は、お察し下さい。

投稿: 東京者 | 2012年8月 8日 (水) 02時24分

AkiraNagasawaさま
コメントありがとうございます。
長いバスの移動はとても大変ですね。
たくさん協力していただきありがとうございます。

東京者さま
JR連合とは、障害者のことについては考えないのでしょうか。問題視していないということでしょうか。

連帯するはずの組合同士闘争して何になるのでしょう。
この問題こそ事件の背景にある根深いものですね。

投稿: とも | 2012年8月 8日 (水) 17時43分

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/180/pdf/t031800711800.pdf

労働契約法の一部を改正する法律案

有期雇用の更新などについてです。

投稿: とも | 2012年8月 8日 (水) 17時45分

企業と人権 ラギー・フレームワーク
ヒューライツ大阪
http://www.hurights.or.jp/japan/aside/ruggie-framework/

投稿: とも | 2012年8月 9日 (木) 11時44分

JR西のセクハラ被害者の申し出に際して二次加害を行った相談窓口に対して
今後は
・相談窓口で話した内容を漏えいした場合は、
相談窓口の人を処罰する
・相談窓口で話した内容を録音する義務を負う。
・二次加害を申し出者に訴えられたときには公表され、社内で降格される、相談業務を外される、被害者に二次加害をしたからといって昇格させられる事態を阻止する。
・第三者機関で相談窓口が適正が監視され、専門家に議論される。

というような規則を定めることを団交で要求することはできますでしょうか。

投稿: とも | 2012年9月 3日 (月) 21時32分

https://twitter.com/Ichy_Numa/status/242621654725963778
沼崎一郎先生いわく、
セクハラは個人の権利侵害ではなく
社会に対する犯罪、
DV被害者の救済のようなセクハラ被害者救済機関が必要とのことです。

投稿: とも | 2012年9月 4日 (火) 04時57分

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