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2012年9月

裁判官の疑問

裁判官は里美さんが事件後一時期働いていて、ずっと休職していたのではないことを疑問に思ったようです。最初の休職と後の休職では理由が違うのではないかという疑問を持ったようです。

言うまでもなく、里美さんが事件後の休職の後一時期働いていたのは、「頑張った」のです。里美さんは契約社員という不安定な身分です。休職が長引いて解雇になる可能性もありました。里美さんは家族を養うために解雇になるわけにいかなかったので「無茶苦茶頑張って働いた」というのが真相です。裁判官が想像しにくいくらいに無理して頑張ったから、無理が続かず再度の休職になったのです。

プラスに評価されこそすれ、マイナスに扱われてはならない事実です。

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第2回公判の報告

9月20日午後1時半より約10分間、第2回公判が開かれました。裁判官が交代し、男性の裁判官になりました。この人がもともと担当することになっていたようです。裁判官から原告側に、平成22年6月から解雇につながる休職に入っているが、それまでには出勤しているときもあり、会社側の不適切な対応との因果関係はどうなのかという問いがあり、次回までに原告側で回答することになりました。

次回の公判の期日は11月8日木曜日午前10時からです。

公判後、弁護士会館で集会を行い、弁護士さんからのその日のやり取りについての説明と質疑応答があり、分かりやすく解説してもらいました。労組から労災申請の進展と関連して労働基準監督署の不適切な対応についての説明を受けました。里美さんからも発言を受け、参加者の意見表明などで4時まで集会をしました。

その後裁判所に戻り、署名1606人分を提出しました。

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署名は、多くの皆さんが必死になって周りの人から集めていただいたものです。大きな組織を背景にしていない運動ですから、一人一人の会員・支援者が核となって周りから集めていただいています。感謝するとともに、いま一つ大きな広がりを作るために奮闘お願いします。

またこの日の公判には25人の支援者が集まってくださいました。感謝します。法廷を埋め尽くすことができ、裁判官に対する印象も大きなものがあったと思います。次回期日はさらなる傍聴をお願いします。法廷を埋める傍聴が大きな意味を持ちます。またこの日、車いす障害者の新たな参加がありました。次回もよろしくお願いします。

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20日の裁判について

明日20日の裁判についてご案内します。

裁判は1時半から大阪地裁810号法廷です。書類交換と次回期日を決めるだけですのですぐに終わります。

そのあと、弁護士会館920号室で集会をします。集会は最初に里美さんの短い挨拶、弁護士さんから裁判の進行状況について説明をしていただき、弁護士さんへの質疑応答、原告里美さんからの発言、原告所属の労働組合から労災申請についてと、関連して労基署のおかしな対応についての説明、参加者からのそれぞれの取り組みなどについての発言などがあります。

16時までに集会を終わり、裁判所に戻って署名提出をします。

なお裁判に先立って、12時から裁判所前でビラまきと署名集めをします。可能な方は12時に南側の正門に集まってください。

また手元に署名のある方は明日持ってきてください。明日集まったものまでを提出します。

以上が明日1日の流れです。よろしくお願いします。

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署名と傍聴を

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9月20日の裁判を訴えるチラシです。裁判官に大きな印象を与えるのは裁判の傍聴人の数です。正義が正義としては通じることの少ないのが日本の裁判です。大きな権力を持った者の意向がまかり通ってしまうことが珍しくはありません。原発裁判はその典型です。原発裁判ではいくら論理的には住民が勝っても、判決では負けてきました。

そのような正義の通らない裁判で、正義が勝つためには、圧倒的多数の民衆を味方につけることです。里美裁判の最初の裁判でも、多くの署名と傍聴の力が裁判所にいい加減な判決は出せないという圧力となり、一部勝訴の原動力になりました。

新しい裁判を勝つにはやはり署名と傍聴です。性暴力=女性差別を告発したら解雇、という今回の雇止めを覆すには、女性差別を許さないという民衆の中からの叫びを大きくするほかありません。性暴力を許さないという民衆の叫びに依拠して、性暴力をあいまいにし、責任を取らないばかりか、告発者を解雇するというJR西日本に責任を取らせましょう。この解雇を許せば、女性差別を告発したら解雇という流れを作ってしまいます。そんなことがあっていいはずがありません。女性差別を告発したら不利益になるという日本社会の暗部を抉り出す裁判として勝利しましょう。

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労組ビラのテキストデータです

大見出し「姫路労基署がセクハラ隠蔽のJR西日本にアンケートを丸投げ。里美さんの労災(PTSD)は明らかだ!」関西合同労働組合。

副課長立会いでセクハラのアンケートを書かせる

 里美さんは脳性まひで、JR西日本の障がい者雇用枠で1年契約の契約社員として働き、今までに6回更新してきました。
 〇七年一一月、勤め先のJR西日本姫路鉄道部の上司Aから剃刀で脅迫されて性的暴行を受け、それを告発したら職場ぐるみで無視されるなどしてPTSDに罹り、現在、労働災害を申請しています。
 姫路労基署が、その労災申請の調査の過程で、JR西日本にセクハラに関するアンケートを丸投げしていた、事実が発覚しました。 アンケートを受けた人が、このやり方に疑問を感じて里美さんに知らせてくれたのです。JR西日本は副課長を立会人にして姫路労基署が作成したアンケートを取っています。自由な意思で書けるはずがありません。労基署の意図もJRに筒抜けとなりました。
 

 

労基署が作ったとんでもないアンケート

 

 しかも、このアンケートの中身が、とんでもないものでした。
 アンケートではセクハラ事件の後「上司Aと里美さんの間の会話や言動に変化があったかどうか」聞いています。これはJR西日本が裁判で主張している「セクハラ事件以後、親密度が増して恋愛関係になった」ということを確認しようとしているとしか思えません。
 姫路労基署の上部機関である兵庫労働局の労災補償課調整官は、里美さんと組合の抗議にたいして、「丸投げするつもりはで無かった」と、ごまかそうとしました(裏面に詳細)。

 

労基署は里美さんの労災を認めろ!

 

 姫路鉄道部のカニカニ旅行のなかで上司Aは里美さんにたいしてセクハラ行為を繰り返し、その帰りに性的暴行に及んだのです。上司と契約社員の関係を利用した卑劣な行為です。カニカニ旅行は社員にノルマを課した業務の一環です。その証拠となる書類を里美さんが押収するよう労基署に訴えています。
 JR西日本は本年三月末で、告発した里美さんを報復的に雇い止めにしました。里美さんは雇用保険の仮給付を受けながら地位確認訴訟を闘っています。 里美さんは業務のなかで性的暴行をうけPTSDになったのです。姫路労基署は直ちに労災を認めろ。
 

 

「返信用封筒を入れ忘れた」とごまかし

 

 組合と里美さんは、姫路労働基準監督署の上部機関である兵庫労働局に、アンケート問題について交渉を持ちました。その中で労災補償課調整官は、アンケートをJRに渡したことについて「任意性を保ちたかったが(JRに)説明不足だった」「返信用封筒を入れ忘れた」「(アンケートをとるJR職員の)住所を労基署に教える了承を得る必要があった」などと回答しました。 しかし不注意ですむ問題ではありません。
 アンケートを、どう扱うかはJRに任されていました。労基署の意図をJRに教え、JRが被アンケート者に圧力を加えるチャンスをやったとしか考えられません。

 

自分と同じ被害にあって欲しくない

 

 里美さんは「自分と同じような被害に、誰もあってほしくない」という思いで、自らの顔と名前を公表し、自分の受けた被害を、社会に訴える決断をしました。
「被害者がこそこそ隠れていないといけないのはおかしい。私は堂々と生きる。同じような経験をした女性も、堂々と生きてほしい」という里美さんの言葉と姿が、テレビでも報道されました。
 現在「里美さんの裁判を支える会」という団体もできて、多くの仲間の支援を受けて闘っています。
 セクハラやパワハラに苦しむ労働者の皆さん。ぜひ関西合同労働組合に相談してください。
 秘密は厳守します。

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姫路労基署がおかしい

姫路労基署がおかしいことをしています。労組のビラを貼りつけるのでお読みください。写真を読めない環境の方にはテキストデータを取り寄せ中ですので少しお待ちください。

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仮処分

9月3日午前に、仮処分の公判がありました。JR側は、前の裁判で会社に責任はないと確定しているということを繰り返すのみです。しかし、前の裁判と新しい裁判では争っている事柄が違います。仮処分は新しい裁判が確定するまで、当面の生活を維持するためのもので、新しい裁判と共通の主張が多いのです。だから仮処分は新しい裁判で争っている、雇い止めに正当性があるのかということも問題になります。

里美さんの雇止めは女性差別を裁判で争ったことへの報復解雇であり、働けるという診断書を出して復職の過程にあったものを、休みが多いという理由付けをして解雇したものです。だから、この雇い止めに正当性があるかどうかが争われているのです。前の裁判は性暴力と二次被害を争ったものであり、争点が全く違います。それを会社側は意図的に混同させているのです。

この日裁判所は会社側に和解する気はないかを問うてきました。ほとんどが会社側に対して和解を求める中身となりました。

里美さんの側が和解でも良いかはこれから検討することになります。次回の仮処分は10月10日午前11時からです。ただし傍聴はできません。

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署名は9月20日に提出

署名は現在1300人ほど集まっています。署名の第二回集約を9月20日の裁判に持ってきていただいた分までとし、裁判終了後の報告集会の後に提出っします。新しい日付の入った署名用紙は下記からダウンロードできます。まだまだ署名はこれからです。もっともっと集めて裁判官に訴えていきましょう。

女性差別の解雇を許さず、障害女性の労働権の問題としても訴えていきましょう。

「12.8.28地位確認訴訟署名-第2回集約.doc」をダウンロード

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