森崎里美さんから皆さんへ

「皆さん、森崎里美です。今私は…。」

※長文ですが、是非、お読みください。<(_ _)>
最近、対JR西日本「セクハラ訴訟・地位確認訴訟」を振り返って原稿を書きましたが、その時、改めてこの裁判の重要性を感じました。そして自分で言うのもなんですが、よく苦痛(PTSD)に耐えて書くことができたと思います。これも私を支えて来てくれた人たちのおかげだと感じています。私が苦しい時も辛い時も、話を聞き励まし続けてくれ、また私の感情を理解しようとしてくれました。こういう「支え」があったからこそ乗り切って来れたのだと切に感じています。
私の場合は幸せなケースであって、多くの被害者の人たち、また非道な形で、雇用契約を打ち切られた人たちの場合は、自分一人で悩み苦しんでいるのが、今の日本の現状だと思います。本当の意味での救済制度を一日も早く作らなければいけない、と強く思いました。
その為に、自分が出来る事を着実にコツコツと積み重ねて行きたい!と考えています。
私は司法の場では「闘いの限界」を知りましたが、決して「世に対する闘い」と「理解を深める努力」を諦めた訳じゃありません。何時か必ず傷ついた人たちが、その苦しみから少しでも解放され、それぞれの幸せがみつけられる日が来る、と信じて頑張ります。

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「皆さまへ、ご報告」

地位確認訴訟大阪地裁「敗訴」判決を受けて、今後のことについてどうするのか、自分自身でも悩み、そして弁護士の先生方初め「支える会」の皆様とも協議に協議を重ねた結果、次の理由により控訴を断念することになりました。
① 仮処分申請の審判と、今回の地位確認訴訟の判決文がほぼ同様の中身であること。
② 控訴するにあたって、新たな論点を見つけることが困難であること。
③ 司法の場で争うには限界があること。
④ この一連の闘いを、これまで以上に意味あるものにしていくことが大切であること。
⑤ 闘うべき相手は「JR西」だけではない、ということ。

これまで多くの方々に、支えられ励まされて私は、セクハラ訴訟・仮処分申請・地位確認訴訟と闘うことが出来ましたし、希望を捨てずに生きてこられました。
どうしてセクハラ被害者(性犯罪被害者)が堂々と生きていけないのか?
なぜ、被害者が職を奪われなければいけないのか?
なぜ、責められるべき相手は加害者なのに、被害者が責められるのか?
そう思い始めた闘いでした。
でも、闘い始めたころの私は、裁判と言うものがどんなものなのかも知らず、また闘い方も分からず孤独の中を彷徨い途方に暮れていました。今、私がこうして書いている間にも、私と同じ思いでいる人たちがいるのではないか?と思っています。

私は幸い出会う方々に恵まれ、5人10人…と支援して下さる「仲間の輪」が広がり、セクハラ訴訟の際には「一部勝訴」となり、前審同様に今審でもJR西に対しては法的責任は問えないまでも「不適切な発言」はあったとする一文を頂く事が出来ました。
これは大きな成果であったと思っています。

このこと以外にも私は多くのことを感じ、学び、得ることができたと思っております。
上記の④と⑤に書き記した通り、闘いが決して終わるのではなく、次につながる闘い方へ「一歩、前進させよう!」と考えていますので、これからも皆さま応援よろしくお願い致します。

なお、この闘いをまとめた物を作りたいと思っていますので、今しばらく皆さま待っていて下さいね。
     

            平成26年2月4日 森崎里美

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森崎里美さんから皆さんへ

「地位確認訴訟 地裁判決は棄却。」

先ず、判決日は寒い中、多くの方々にお越し頂き、本当にありがとうございました。
本来ならば早急に、この事実を皆様にお伝えすべきでしたが、判決後に担当弁護士から判決文の説明を聞いているうちに、心の奥深くに封印してきた思い出したくない記憶を呼び起こされ、ここ数日のあいだ、強いPTSDに苦しんでいました。
私にとっては今回の判決は、前審セクハラ訴訟判決に大きく影響されている物としか思えず、セクハラ・パワハラ被害者心理は勿論、障がい者心理、就労障がい者の置かれた状況・心理を裁判所に理解して貰えなかったことを本当に残念に思いますし、心に異変をきたすほど悔しく思っています。
今後のことについては、今しばらく考えてからきちんとした方向性を決められればいいと考えています。

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里美さんから

”magnus vinculum”~大切な絆~

私は独りじゃない 多くの人たちに
支えられ 愛されている
日々の生活中で 大切なものを
見失いそうになる時もある
でも 「大丈夫だよ」と励まし
見守ってくれる人たちがいる
だから私は生きていられる
だから私は頑張れる
ありがとうの言葉を胸に・・・。

皆さま、今回の本人尋問は大きな山場とも言えるものでしたが、何とか無事に乗り切ることができました。
本当に、ありがとうございました。
JR西側からの尋問内容については、想定内の内容でしたが、ただ1つ印象に残ったのは尋問内容そのものが、障がい者差別・偏見に値するものであると同時に、障がい者雇用枠を設けておきながら障がいに対する認知が、あまりにも低い上に齟齬をきたしていると感じました。
そういった誤った知識と理解を正す必要性を強く感じました。
闘いは、まだまだ続きます。
皆さま、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
              森崎里美

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里美さんからのお願い

里美です。大変ご無沙汰して居ります。さて、いよいよ9月12日大阪地裁にて私に対する本人尋問が行われます。JR西が何をどう尋問してくるのか?明らかになるであろう「真実」を、是非皆さまと共に確かめられたらいいと考えて居ります。多くの傍聴者をお願い致します。真実の扉を、私と共に開きましょう。

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里美さんからみなさんへ

皆さまご無沙汰して居ります。森崎里美です。
さぁ皆さん!5月9日 対JR西「地位確認裁判の日」です!!

5月9日(木)午前10時から、大阪地裁810号法廷です。
平日ということもあり、大変恐縮ですが多くの傍聴者を希望しています。<(_ _)>
JR側は、女性差別も障害者差別も存在しない。と言い切って解雇を正当化しています。
果たして本当にそうか?ならば何故、鉄道用語に卑猥とも言える「女性差別用語」や屈辱とも癒える「障がい者差別用語」が、未だ現場職で使用され続けているのか?
それ1つを取ってみても、JR西側の主張に矛盾があるのです!!

性暴力の結果として発症したPTSDも、セクハラ相談室の不適切な対応によるものも大きい。
しかし、JR西は対応は適切だったと言っています。
「お前の身体と串カツ、どっちが高いんやろな?(笑)
この言葉すら会社は無かったというのか!!

会社にセクハラ相談をしたら、逆にセクハラ被害を受けた!!
そんな時、あなたを守ってくれる人はいますか?
今の社会には、そういったことが起こった時のケア、また職を失った途の支援が欠如しているのです。
セクハラもパワハラも、非正規雇用者の進退問題も、その他いかなるハラスメント行為や、雇用継続のジャッジも、大半は勤務する会社内で起こるもの。

つまり、その判断の大半は会社の自社調査の判断や思惑に委ねられているのです。
万が一、第3者機関が会社内に踏み込み、迅速に介入出来るシステムが有れば、被害の陰で、唇を噛みしめ涙した女性の幾人かを救えたかもしれません。
勿論、この私も…。
契約社員という不安定雇用は、生活の糧が綱渡りになると言うこと!
健常者でも就職難にこなり、世間ではニートと言う若者があふれている。
況して私のような全身性障害(脳性麻痺)はアルバイトや、パートの面接にすら相手にして貰えないのです。
そんな状態へ追いやったJR西を許すわけにはいきません。

そして性暴力告発の報復解雇を許すことなく、私を、どうか皆さま応援して下さい。<(_ _)>
裁判の行く末を決めるのは大勢の傍聴です。
傍聴席を埋め尽くす多くの参加をお願いします。
裁判終了後近くのプロボノセンターで報告会を行います。

                森崎里美

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たつの集会を終えて―――森崎里美

今日、ご参加くださいました皆さん、本当にありがとうございました。
私も、正直色んな意味で不安でしたが、お蔭さまで、その不安を打ち消す反響で嬉しくて涙が出そうでした。

心配していた地元、たつのからの参加者も多く、自分で言うのもなんですが驚きました。
私が(家族・親戚等)生活している場所での集会を行うことについて、周囲からは心配する声も頂いていましたが、
私は、生活している場所だからこそ「ちゃんと話そう。」と心に決め、今日の日を迎えました。
今日、参加して下さった方々には私なりに、自分の言葉でお話させて頂くことができ、本当に良かったと思いました。

賛否両論ある中での試みでしたが、私は「やって良かった。」と思いましたし、1つずつ「ちゃんと向き合い、話していく。」ことが、とても大切だと改めて
感じました。
これからも、皆さん宜しくお願いします。<(_ _)>

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「人権擁護委員会」

http://www.hyogoben.or.jp/about/index-03-01.html

 
今日(11月30日)、私は神戸へ行ってきました。
目的は、兵庫県弁護士会の人権擁護委員会からの聞取り調査が
あったからです。
(私が人権救済申し立てを行っていた為。)


この申し立ては、前審の中でも問題になった
「JR西 セクハラ相談室の対応」等が基に
なっています。
内容については、お書きできませんが、
本日、対応して下さった担当弁護士の方2名、
本当に親身になって私の話を聞いて下さいました。

今後、良い意味で人権擁護委員会が動いてくれることを
望んでいます。

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「今年も、あの日が来る。」---- 森崎里美

もうすぐ事件があった日…。

あれから毎年、この時期を迎えると悪夢を見る。

けれど、時間は戻せない。

記憶を消す消しゴムはない。

辛くても苦しくても、今を生きるしかないのだ…。

 

今を生きること、それは自分自身との闘いであり、折れない心を

育むこと。

時間がかかるけれど、生き続ける限り、過去と向き合い

今と闘い、明日を向かえなければいけないから…。

私は生きる!

生きることで何時か「あの日」を乗り越えたい。!

 

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6日に仮処分審尋―――里美さんから

皆様へ

明日、11時より大阪地裁にて、対JR西に対する仮処分申請の審尋があります。
凛と前を見て頑張ってきます。 (^o^)

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