森崎里美さんの裁判を支えて下さい

8/31報告集会を開きます

長らくお待たせしました。

森崎里美さんの裁判の報告集会を開きます。
あわせて報告集を発行します。

8月31日、14時、尼崎市立小田公民館多目的ホールにて。(JR尼崎駅北東5分)

集会タイトルは、
「~閉ざされた扉を開けるまで~
8/31JR西日本セクハラ裁判報告集会」

13時30分開場、14時開始、16時終了です。
集会の中身は、報告集の紹介、池田弁護士、島尾弁護士の報告、里美さんから、会場からの発言などです。

入場は、資料代カンパをお願いします。

報告集は
「~閉ざされた扉を開けるまで~
JR西日本セクハラ解雇と闘う!
里美さんと仲間の記録」

二つの裁判の資料に富んだ報告集です。
A4版80ページ(予定)、カンパ500円をお願いします。
8・31集会の参加者にはお分けします。入場の資料代カンパに含まれます。

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新しい体制で出発

闘いの開始以来、里美さんの裁判を支える会を牽引してきた代表の奥村さんが重大な病気となり代表を続けることができなくなり、辞任されました。

新しい代表は共同代表として坂本保子さん、田中直子さんと関西合同労働組合の代表(未定)の3人となり、事務局長として高見元博が就任しました。新たな体制に伴い、会の名称も改めました。新しい会の名前は「森崎里美さんを支える会」です。

いろいろと新しくなりましたが、今までと変わらずご支援共闘をよろしくお願いします。

なおブログの表記は順次改めてまいります。

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労組ビラのテキストデータです

大見出し「姫路労基署がセクハラ隠蔽のJR西日本にアンケートを丸投げ。里美さんの労災(PTSD)は明らかだ!」関西合同労働組合。

副課長立会いでセクハラのアンケートを書かせる

 里美さんは脳性まひで、JR西日本の障がい者雇用枠で1年契約の契約社員として働き、今までに6回更新してきました。
 〇七年一一月、勤め先のJR西日本姫路鉄道部の上司Aから剃刀で脅迫されて性的暴行を受け、それを告発したら職場ぐるみで無視されるなどしてPTSDに罹り、現在、労働災害を申請しています。
 姫路労基署が、その労災申請の調査の過程で、JR西日本にセクハラに関するアンケートを丸投げしていた、事実が発覚しました。 アンケートを受けた人が、このやり方に疑問を感じて里美さんに知らせてくれたのです。JR西日本は副課長を立会人にして姫路労基署が作成したアンケートを取っています。自由な意思で書けるはずがありません。労基署の意図もJRに筒抜けとなりました。
 

 

労基署が作ったとんでもないアンケート

 

 しかも、このアンケートの中身が、とんでもないものでした。
 アンケートではセクハラ事件の後「上司Aと里美さんの間の会話や言動に変化があったかどうか」聞いています。これはJR西日本が裁判で主張している「セクハラ事件以後、親密度が増して恋愛関係になった」ということを確認しようとしているとしか思えません。
 姫路労基署の上部機関である兵庫労働局の労災補償課調整官は、里美さんと組合の抗議にたいして、「丸投げするつもりはで無かった」と、ごまかそうとしました(裏面に詳細)。

 

労基署は里美さんの労災を認めろ!

 

 姫路鉄道部のカニカニ旅行のなかで上司Aは里美さんにたいしてセクハラ行為を繰り返し、その帰りに性的暴行に及んだのです。上司と契約社員の関係を利用した卑劣な行為です。カニカニ旅行は社員にノルマを課した業務の一環です。その証拠となる書類を里美さんが押収するよう労基署に訴えています。
 JR西日本は本年三月末で、告発した里美さんを報復的に雇い止めにしました。里美さんは雇用保険の仮給付を受けながら地位確認訴訟を闘っています。 里美さんは業務のなかで性的暴行をうけPTSDになったのです。姫路労基署は直ちに労災を認めろ。
 

 

「返信用封筒を入れ忘れた」とごまかし

 

 組合と里美さんは、姫路労働基準監督署の上部機関である兵庫労働局に、アンケート問題について交渉を持ちました。その中で労災補償課調整官は、アンケートをJRに渡したことについて「任意性を保ちたかったが(JRに)説明不足だった」「返信用封筒を入れ忘れた」「(アンケートをとるJR職員の)住所を労基署に教える了承を得る必要があった」などと回答しました。 しかし不注意ですむ問題ではありません。
 アンケートを、どう扱うかはJRに任されていました。労基署の意図をJRに教え、JRが被アンケート者に圧力を加えるチャンスをやったとしか考えられません。

 

自分と同じ被害にあって欲しくない

 

 里美さんは「自分と同じような被害に、誰もあってほしくない」という思いで、自らの顔と名前を公表し、自分の受けた被害を、社会に訴える決断をしました。
「被害者がこそこそ隠れていないといけないのはおかしい。私は堂々と生きる。同じような経験をした女性も、堂々と生きてほしい」という里美さんの言葉と姿が、テレビでも報道されました。
 現在「里美さんの裁判を支える会」という団体もできて、多くの仲間の支援を受けて闘っています。
 セクハラやパワハラに苦しむ労働者の皆さん。ぜひ関西合同労働組合に相談してください。
 秘密は厳守します。

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街頭宣伝を行います

8月12日日曜日、正午から13時まで、JR尼崎駅北の広場で街頭宣伝を行います。2階の通路の広くなっているところです。ぜひ多くの方がご参加くださることをお願いします。

チラシをまいて、新しい署名を集めます。新しい裁判のことはあまり多くの人には知られていません。アナログなビラまきでも多くの人に事実を知らせることができます。

暑い中ですので、避暑対策は充分にしてきてください。広場には屋根があり直射日光は当たりませんが、暑いです。暑気を払う熱意で、ぜひ多くの市民に真実を知らせる行動を共に行いましょう。

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7/22豊中・すてっぷにて

7月22日、豊中市で、とよなか男女共同参画推進センターすてっぷの登録団体助成金事業として、以下のような会が持たれます。里美さんと島尾弁護士に、性暴力加害者である上司とJR西日本を訴えた裁判の概要、判決の問題点について話していただき、戦前から今日まで一貫して性暴力に寛容な日本社会をどう変えていけるのか、皆で考えようとする学習会です。また、不当解雇を問う新たな裁判についても報告されます。
 ぜひご参加ください。

「120722tirasi-2.pdf」をダウンロード

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19日提訴に集まってください

雇止めに対する、「地位確認訴訟」の提訴を大衆的に行いたいと思います。6月19日火曜日の午後2時30分に大阪弁護士会館1階ロビーに集まってください。そこから歩いて裁判所に向かいます。大阪弁護士会館は、地下鉄淀屋橋駅から北東に徒歩10分くらいです。裁判所から東に3分くらい。

裁判所に、大きな関心を集めている裁判の提訴であることを示し、マスコミにも働きかけていきたいところです。すでに1社から取材申し入れがあります。

とくに集会などは準備していないので、行動は裁判所に訴状を提出するだけの短時間のものです。ぜひ多くの方のご参加をお願いします。

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「障害のある女性の生活の困難・複合差別実態調査」報告会

DPI(障害者インターナショナル)女性障害者ネットワークの行う国会院内集会で里美さんが発言します。

「障害のある女性の生活の困難・複合差別実態調査」報告会と題した集会です。

案内を以下添付します。

ご案内とご参集のお願い
障害があり、女性であることは、この社会の中で複合的な生き難さにつながっています。
DPI 女性障害者ネットワークが2011 年度に行なった、「障害のある女性の 生活の困難 人生の中で出会う複合的な生きにくさとは(複合差別実態調査)」の報告会を行います。報告会では、この1年間に行ってきたアンケート、聞取りによる87人の障害女性の声をお伝えすると同時に、都道府県の男女共同参画計画・DV 基本計画のなかにみる、障害女性に関わる施策の現状をお伝えします。
この調査結果から、私たちは障害女性の抱える問題に対応し実情を改善する施策の必要性を痛感しました。
とくに、現在検討されている「障害者差別禁止法」に、障害女性のための条文を作って欲しいと考えています。ぜひ多くの方にご参加いただき、障害女性の現状を共有し、今後につなげていくための一歩を進められたらと思っています。

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「障害のある女性の生活の困難・複合差別実態調査」報告会in議員会館
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■主催: DPI女性障害者ネットワーク
■後援: 日本障害フォーラム(JDF)
■日時: 2012年 6月13日(水)11:30-13:00
■会場: 衆議院第二議員会館第5会議室

■プログラム:
11:30 アンケート、聞取り調査からの報告
12:00 自治体の計画に関する報告
12:15 回答者のひとり 森崎里美さんからの発言
12:30 質疑応答 今後に向けた提言

集会のチラシは下記をクリックしてください。

「120608dpi.pdf」をダウンロード

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里美さんを囲む会を行います

6月16日に里美さんを囲む会を行うことになりました。6月19日提訴予定の「地位確認訴訟」の決起集会です。ぜひ多くの方がお集まりください。午後2時からです。会場についてはメールでお問い合わせください。

JR西日本は、里美さんが仕事を休んでいるからという理由で雇止め解雇しました。許しがたい暴挙です。里美さんが仕事を休んだのはPTSDとうつ状態のためですが、その原因は性暴力と会社による二次被害です。会社が休む原因を作っておいて、それを理由に解雇とは何事でしょうか。またこの解雇は精神疾患を負った社員の職場復帰という障害者権利条約などの障害者の権利擁護の諸原則に反した違法・無法なものです。

地位確認訴訟は何度も弁護団会議を開いてきましたが、訴状をまとめて、19日に提訴します。裁判所については大阪地裁を希望していますが、神戸地裁になるかもしれません。来週くらいには決まるそうです。

また、新たな裁判なので費用が新たに必要です。みなさんにカンパをお願いします。

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星陵会館への地図です

Seiryoukaikan

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5・22東京集会

里美さんの裁判を支える会の東京集会の日程が決まりました。5月22日火曜日の午後1時より、星陵会館です(東京都千代田区永田町 2-16-2)。星陵会館のアドレスはhttp://www.seiryokai.org/kaikan.htmlです。3Aの部屋です。集会後、最高裁へ移動し、上申書と署名を提出し、要請行動をします。

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本件は障害女性への性暴力事件という、大変ショッキングな事件です。テレビでも放映され、多くの注目を浴びてもいます。しかしそれを具体的に裁判の判決に反映させるというのは別の問題です。裁判所に分かる形で多くの注目のある裁判だと示すには、具体的に裁判所に行く必要があります。高裁では傍聴がそれでした。また、8000人を超えた署名でした。裁判官は小法廷から大法廷移ったときに、80人の傍聴の人数をみて態度が変わっていました。それが一部勝訴の力となりました。しかし、最高裁では書類審理が先行し、判決が覆る時しか公開審理がありません。そこに持っていくまでには、要請行動に多くの障害者や女性、市民が参加しているということが重要なのです。障害者と女性、市民が多く参加していることの報告が裁判官に行くようにする必要があります。性暴力というのは誰であれ人間として許せません。しかも今回の事件は障害者であることに付け込んだ悪質な事件です。障害者、女性は許さないという声を最高裁判所にとどけるために、本集会にぜひご参加ください。

関東圏のみなさん。よろしくお願いします。

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